動画配信サービスのU-NEXTで電子書籍が利用できるのをご存知ですか?
電子書籍というとAmazonの「Kindle」が思い浮かぶ人が多いと思いますが、実はU-NEXTの電子書籍サービスもなかなか良いんですよね。
このページではU-NEXTとKindleの両方を利用している筆者が、それぞれの電子書籍サービスを比較していきます!
そもそも電子書籍ってどうなの?メリットとデメリット
簡単に電子書籍のメリット・デメリットをまとめてみました。
- 紙の本よりも安く買える場合が多い(割引セールも頻繁にある)
- 本の置き場に困らなくなる
- 持ち歩きに便利
- 売り切れや在庫切れがない
- 暗闇でも読める
- シミや汚れなどの経年劣化がない
- どんな本を購入したか誰にも見られない
- 売却することができない
- 端末の充電が切れたら読めない
- バラ読みしにくい
- 端末によっては目が疲れやすい
- 古書は電子化されていない場合が多い
- 実物が無いので、サービスが終了した場合に読めなくなる可能性
私は、マンガや小説は電子書籍、ビジネス書や参考書は紙の本という風に使い分けています!
紙の本は一覧性が高いので、あの本にあんなことが書いてあったよな…というときに探しやすいです。(電子書籍は目次から探さないといけないので面倒)
一方で、マンガや小説などは途中から読むことがほとんどなく、巻数が増えるごとに場所も取るので電子書籍で購入しています。
実際の本と比べた時の価格はどっちが安い?
本を出版・販売する側から考えると電子書籍は紙やインクを使用しないぶんコストを下げることができます。また在庫を抱える必要がないのもメリットです。
上記のことから電子書籍は実際の本より安く購入できることが多いです。
U-NEXT | Kindle | 紙の本 | |
---|---|---|---|
DRAGON BALL モノクロ版 1 | ¥459 | ¥460 | ¥484 |
鬼滅の刃(1) | ¥418 | ¥418 | ¥440 |
マンガ一冊でも、電子書籍の方が20円ほど安いですね。電子書籍はセールも頻繁にありますよ!
U-NEXTの電子書籍ってどうなの?Kindleと比較してみた
動画配信サービスのU-NEXTでは、電子書籍も利用できます。Kindleと比較してみましょう
月額料金の比較
月額プラン加入時の特典を比較
次に、月額プランを契約した場合の特典を比較してみます。
U-NEXT
- 70以上の雑誌が読み放題
- 無料体験で600ポイントもらえる
- 毎月1,200ポイントもらえる
- 最大40%のポイントバックがある
Kindle
- 対象の本が読み放題(Amazonプライム会員特典)
- Amazonプライム特典の利用
U-NEXTでは雑誌やコミック・小説から写真集まで、幅広いジャンルの電子書籍を楽しむことが可能です。
雑誌だと70誌以上が読み放題で、全体で50万冊以上のラインアップがあります。※基本的に漫画やラノベ、ビジネス書などは有料です。(1巻無料などは定期的に開催)
しかし、最大40%のポイントバックがあることから、普通に書店などで購入するよりはかなりオトクです。
例えば、呪術廻戦を20巻ぶん購入すると9,180円なのですが、3,672円分のポイントバックがあるため、実質5,508円で購入することができます。
31日間無料体験あり
一方、Kindleの読み放題サービス「Prime Reading」はAmazonプライム会員特典の1つです。
そのため、Amazonプライムを契約すればPrime Reading以外の会員特典も利用することが可能です。
- 会員特典対象の作品が見放題(プライム・ビデオ)
- Amazonの通販で、お急ぎ便・お届け日指定便が無料に
- Prime Musicで100万曲以上聴き放題
- Prime Readingで対象のKindle本・マンガ・雑誌読み放題
- Twitchアカウントと連携でゲームコンテンツの入手(Prime Gaming)
- Amazon Photosで写真を容量無制限に保存
- プライム会員限定先行タイムセール
プライム会員になれば利用することができる「Prime Reading」ですが、この読み放題に含まれるタイトルは古いタイトルだったり、売名したい人の書籍だったり・・・ということがあります。(作品数も少ないです)
一方、別途料金を払うことで利用できる「Kindle Unlimited」はKindle Unlimited対象の読み放題作品がすべて読み放題なので、幅広いジャンルを読みたいという人には最適ですね。
簡単に言えば「Prime Reading」の強化版が「Kindle Unlimited」ですね。
サービス | 冊数 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
Prime Reading | ・和書 770冊 ・洋書 210冊 | 500円 (プライム会員) |
Kindle Unlimited | ・和書 120,000冊以上 ・洋書 1,200,000冊以上 | 980円 |
Prime Readingは正直なところプライム会員特典のオマケレベルなので、定額でたくさんの本を読みたい場合は「Kindle Unlimited」の方がオススメです。
30日間無料体験あり
U-NEXTとKindleの電子書籍の作品数を比較
それぞれ、どれくらいの取り扱いがあるのかな?
Kindleに関しては作品数がありすぎて集計できませんでした・・・
そこで、ここでは電子書籍の中でもよく読まれるマンガとライトノベルの作品数を比較したいと思います。
※ U-NEXTの作品数は公式の説明から抜粋したものです。
※ Kindleの作品数は検索結果を元に考えた最低限の作品数で実際にはこれよりも多いと思われます。
さすがはKindleといった印象だけど、動画配信がメインのU-NEXTもなかなかの配信数だね!
Kindleは作品数の多さが仇になって検索機能が使いにくいのがデメリットですね。
U-NEXTはこんな人にオススメ
- ポイントで電子書籍を無料で読みたい
- 雑誌の最新号を無料で読みたい
- 映画や海外ドラマといった動画も楽しみたい
- 映画館で映画を安く観たい
- 家族で利用したい
U-NEXTはあくまで動画配信がメインのサービスですが、電子書籍も中々あなどれません。
毎月1,200ポイントもらえるので、実質の料金は990円と捉えることができます。ただ、ポイントを活用できないと割高に感じやすいです。
ポイント全てを電子書籍に利用しても220,000本以上の動画が見放題なので、電子書籍と動画配信サービスのどちらも沢山利用したい!という人にはオススメです。
31日間無料体験あり
Kindleはこんな人にオススメ
- 定額で電子書籍を読みたい
- Kindleの端末を使って読みたい
- Amazonの通販を頻繁に利用する
- セールで安く本を買いたい
- コスパを重視したい
Prime Readingで読める作品は正直かなり微妙なので、電子書籍をガンガン楽しみたい・・・という場合は「Kindle Unlimited」を利用する方が良いでしょう。
とはいえ、Amazonプライム会員は魅力的で、プライム・ビデオで映画を観たり、Prime Musicで音楽も楽しみたい人にはこれほどコスパに優れたサービスはありません。
そのため、普段からAmazonを利用している人や、動画見放題や音楽聴き放題など他のプライム会員特典を利用したい!という人にはオススメです。
Amazonプライム会員には30日間の無料体験期間があるので、PrimeReadingでどれくらい見たい作品があるか試してみるのが良いですね。
サービス | 公式サイト |
---|---|
Amazonプライム | https://www.amazon.co.jp/ |
Kindle Unlimited | https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/ |
【まとめ】どちらも一長一短。所持デバイスで選ぶのも良い
- U-NEXTは動画だけでなく電子書籍も楽しめる
- Kindleは「Prime Reading」よりも「Kindle Unlimited」がオススメ
- U-NEXTはポイントを活用できれば、コスパがいい
- Kindleの場合はセールを活用して電子書籍を安く入手できる
どちらのサービスも一長一短ありますが、個人的にはスマホやタブレットで電子書籍を読む場合は、U-NEXTの方がアプリの使い勝手が良くて気に入っています。
一方、Kindle PeperWhiteなどのAmazonデバイスで電子書籍を読む場合はKindle本がメインなので、持っているデバイスによって変えるのもオススメです。
私は映画も観るのでU-NEXTを使っていますが、純粋に本だけならKindleで満足できるかもしれません。
※本ページの情報は2022年11月時点のものです。最新の配信状況は各VODサービス公式サイトにてご確認ください。