Netflixで2022カタールW杯の予選に挑む6人のキャプテンに密着した「キャプテンズ」というドキュメンタリー作品が配信されています。
サッカーファンにはたまらない作品だったので、今回は「キャプテンズ」の魅力や見どころを解説します。
ドキュメンタリー「キャプテンズ」とは?
「キャプテンズ」はFIFA+、Netflix、Fulwell 73の3社が共同制作したドキュメンタリーで、2022年カタールワールドカップの出場権を得るために予選を戦う6人のキャプテンに密着した作品です。(ちなみにシーズン2は2023年公開予定で、W杯期間中のキャプテンに密着した作品になるようです。)
シーズン1で密着しているキャプテンは以下です。
キャプテン | 国名 |
---|---|
ピエール・エメリク・オーバメヤン | ガボン (アフリカ予選) |
ルカ・モドリッチ | クロアチア (欧州予選) |
チアゴ・シウバ | ブラジル (南米予選) |
ハッサン・マートゥーク | レバノン (アジア予選) |
ブライアン・カルタク | バヌアツ (オセアニア予選) |
アンドレ・ブレイク | ジャマイカ (北中米カリブ海予選) |
各大陸予選毎に1つの国に密着しているという形ですね。
前回W杯準優勝のクロアチア、サッカー王国ブラジルといった強豪だけでなく、W杯初出場を目指すチームにも密着しているのが面白いポイントです。
「キャプテンズ」のあらすじと見どころ
「キャプテンズ」は全8エピソードとなっており、各話も30~40分程度なのでサクサク観れるドキュメンタリーです。
タイトル | 再生時間 |
---|---|
キャプテンたち | 43分 |
真のリーダー | 40分 |
ホームゲーム | 37分 |
“シャツを着ろ”と言え | 38分 |
ヒーローへの期待 | 39分 |
もし出場権を逃したら? | 35分 |
運命はこの手の中に | 31分 |
誰もが選ばれるわけではない | 32分 |
合計時間 | 約4.9時間 |
ここからは各エピソードのあらすじや見どころを簡単に紹介していきます!
エピソード1「キャプテンたち」
予選に挑む各チーム。オーバメヤン率いるガボンはエジプト相手に勝利を目指し、モドリッチ率いるクロアチアはロシアと対戦。ブレイク率いるジャマイカはパナマ相手に苦戦を強いられる。
引用元 : Netflix
エピソード1では、「ガボン代表」「クロアチア代表」「ジャマイカ代表」のW杯予選が描かれます。
日本代表の場合は日本出身というのがほとんどですが、二重国籍が認められている海外の場合、同じ国の代表でも出身地が全く別の場所というパターンがあって大変そうです。(ルーツが違うとチームとしてまとまるのが難しそう)
キャプテンの覚悟から、国を背負って戦うという事がどれだけ大きな意味を持つのか思い知らされますね。
エピソード2「真のリーダー」
シウバ属するブラジルがコロンビアと対戦する一方、バヌアツの主将カルタクがチームを導き、カタールで幸先の良いスタートを切る。レバノン代表のマートゥークは勝利を通して国民の団結を願う。
引用元 : Netflix
エピソード2では常に勝利が求められる「ブラジル代表」、ほとんどプロ選手がいない「バヌアツ代表」、内戦などで情勢が不安定な中、国の団結のために戦う「レバノン代表」のW杯予選が描かれます。
他の大陸予選についてはあまり知らなかったのですが、コロナの影響で島国の多いオセアニア予選はとても大変だったんですね。
エピソード3「ホームゲーム」
シリアを破ったレバノンは、次にイランと対戦。ブラジルのプレースタイルが批判の的となり、重圧を感じるシウバ。2018年のことを回想するモドリッチ。
引用元 : Netflix
このエピソードでは、各チームがホームゲームに挑みます。「ホーム=絶対負けられない試合」のため、普段よりも選手へのプレッシャーが大きくなります。
ブラジル代表は常に勝利が求められるので、特にサポーターからのプレッシャーが強いですね。
エピソード4「”シャツを着ろ”と言え」
選手たちの士気の低下が問題となるなか、予選突破を目指してアンゴラと対戦するガボン。世間からの批判にさらされるジャマイカ代表。コロナの影響を大きく受けるバヌアツ。
引用元 : Netflix
このエピソードでは、予選で苦戦しているチームに焦点が当てられます。
メンタルやモチベーションの維持、コロナの影響など、長丁場である予選の難しさを再確認できます。
バヌアツ代表に悲劇が…
エピソード5「ヒーローへの期待」
クロアチアの新世代の選手たちについて振り返るモドリッチ。コロンビアとの一戦を前に、自分の功績を回顧するシウバ。レバノンに挑戦する韓国。
引用元 : Netflix
今回のエピソードでは、W杯の出場を決定づけるチーム、状況的に厳しくなってしまったチームなど明暗がはっきりします。
キャプテンは若手への気遣いも必要なので大変ですよね… モドリッチは一見クールですが、すごくいいキャプテンですね。
エピソード6「わずかな希望」
ワールドカップ出場を目指すバヌアツの挑戦は、コロナによって終わりを迎える。ロシアに追いつくため賭けに出るクロアチア。人事変更とレッドカードが、メキシコと戦うジャマイカの障壁となる。
引用元 : Netflix
今回のエピソードでは、コロナ禍という特殊な状況に苦しむチームが描かれています。不振から、予選途中で監督交代が起こるチームも…
途中で監督が代わるのは、選手にとっても難しそうですよね。
エピソード7「運命はこの手の中に」
ワールドカップ予選もいよいよ終盤。緊張感が高まるなか、全力で試合に挑むクロアチア、ジャマイカ、ガボン、そしてレバノンの代表選手たち。
引用元 : Netflix
ワールドカップ予選もついに終盤戦。それぞれのチームは決して負けられない試合に挑みます。
エピソードの終盤では、敗退が決まった選手たちがどのように前を向いていくかが描かれます。
エピソード8「誰もが選ばれるわけではない」
リビアを破ったガボンだが、本選に出場するためにはエジプトの敗北が必要となる。思いがけない出来事がクロアチアの運命を左右する。過去の教訓を振り返り、未来に思いをはせるブレイク。
引用元 : Netflix
ガボン代表が最終予選に進むには、アンゴラがエジプトに勝つ必要があります。自分たちの力ではどうしようもない状況はとても困難。
また、勝利すればW杯出場が決まるクロアチアは、悪天候に苦しみます。一体どのような結末になるのでしょうか。
チアゴ・シウバはやっぱりすごい選手ですね… W杯でキャプテン達がどんな姿を見せてくれるのかワクワクが止まりません!
ドキュメンタリー「キャプテンズ」の視聴感想・レビュー
この作品の魅力は、各チームのキャプテンの覚悟や苦悩だけでなく、国を背負って戦うこと、サッカー選手にとってW杯に出場するとはどういう意味なのかが様々な立場から描かれている点です。
強豪国だけでなく、W杯初出場を目指すチーム、国の団結のために戦うチームなど状況は様々。
キャプテンのリーダーシップも大きな見どころの1つです。
日本代表を追っているとアジア予選ばかりに注目してしまいますが、他の大陸予選はこんな雰囲気なのか~と勉強になります!
「キャプテンズ」の視聴方法
キャプテンズはFIFAの公式動画配信サービス「FIFA+」で無料視聴できますが、サイトの使い勝手や字幕の出方がイマイチです…
なので私はNetflixで視聴しました!FIFA+は無料という点が良いのですが、広告が流れたりするのが微妙ですね。
ただ、Netflixは無料体験期間が無いので、登録時点で月額課金される点に注意しましょう。
無料体験がないので注意
Netflix「サンダーランドこそ我が人生」は何かを応援する全ての人にオススメ!